私たちの体は肉を必要としないが、現在、人口の役3倍の家畜がいる。家畜は膨大な量の草や穀物を食べ、全世界の穀物の38%は家畜に与えられている。1kgの肉を生産するには10kgの植物性タンパク質が必要となる。
穀物には多くの殺虫剤や化学肥料が使用され、種子や昆虫、菌類を殺し、人間をも殺す。食物連鎖の頂上に行くにつれてその濃度は増すからだ。現在使用されている化学物質の50種類が発がん性を疑われている。
・森林破壊
世界の熱帯雨林は広大だ。森は酸素を生産し、二酸化炭素を吸収する。森は土壌を保ち、古い生命は新しい生命の生きる糧となる。バランスのとれた自然である。その熱帯雨林が、牛の牧草地や肥料の大豆栽培のために毎年164,000kuの速さで破壊されている。新たに開拓した牧草地でも、1ヘクタールに牛を1頭飼育することしかできない。
・地球温暖化
メタンガスは、毎年大気中で濃度が1%増加し、地球温暖化の原因の18%を占めている。牛は1頭あたり毎日60Lのメタンガスを排出し、問題を悪化させている。世界中で放出されるメタンガスの18%は家畜からのもので、地球上には13億頭以上の牛がいる。
・土壌の枯渇
世界一の肉消費国アメリカは全表土の3分の1を失った。家畜は水を大量に消費し、その結果、地下水が消耗し土壌の枯渇に大打撃を与える。牧場での牛の飼育は野菜の12倍の水を必要とするのだ。
・酸性雨
無限に蓄積される家畜の排泄物は、人間の排泄物の100倍の汚染力を持つ。それは蓄積され続け、土壌はもう吸収しきれない。細菌はアンモニアを酸に変え蒸発し、工業的な汚染物質と混ざり酸性雨となる。そして 森は不毛な土壌となり、川、湖を汚染する。家畜飼育から発生するアンモニアは酸性雨の大きな原因とされている。
地球を貪り食う(Devour the Earth)
国際動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(People for the Ethical Treatment of Animals、PETA)」によると、ベジタリアンになることは、気候変動に立ち向かい、環境破壊を減らす最も効果的で簡単な方法だという。
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